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本屋大賞発表直前

2008本屋大賞、ついに明日決まりますね。

『カシオペアの丘で』以外はすべて読みましたが
(『八日目の蝉』はいま読んでるとこだったワ)
一体どの作品が大賞に選ばれるんでしょう。

『サクリファイス』と『映画篇』がおもしろかったけどな。
あと、違った意味で『私の男』。
エグぅ、、、って感じなのに、引き込まれました。
まさに興味本位な怖いもの見たさ感情。

この半年、格段に読書量が増えています。
といっても、その9割が借りたもの。
ある読書家の方が貸してくださるのです。

そのおかげで、
これまで手にしなかったような作家の
作品も読むように。

これはもう、世界が広がります。
大袈裟ではなく、世界が。

ほんとは一冊ずつ感想日記、書きたいんですけどね~。
なかなか。f^_^;

そんな中、ついに
「(勝手ながら)返したくない1冊」が出て来ちゃいましたね!

『猫のあしあと』/町田康

猫好きとして知られる町田氏が
次々と家にやってくる猫たちとの生活を独特のタッチで描く。
『猫にかまけて』の続編ともなるエッセイ。

町田康さんといえば、
布袋さんとの「殴った!殴らない!」の騒動が記憶に新しいですね。(といっても去年ね)
いま、あのバンド活動はどうなっているのか…

とにかく、作家、歌手、詩人と幅広い活動をする氏ですが、
この『猫のあしあと』は、猫好きなら悶え必至の一冊!
詩人らしい観察力と表現豊かな描写。
中でも擬音がすばらしく、猫たちの微笑ましい動きが目に見えるようです。

ただし、単なる猫好きの、のんきな語りではないのでご注意を。
そこには、猫のありのままの生を認め、共に生きる。みたいな、
どこまでも真摯に猫に接する作者の姿があります。

病気に罹った猫の看病のくだりなどは、切なくて胸が詰まりました。

もう、ペットと人間という境を越えているんですよねぇ。
でも自分が猫になっちゃってる、というのとも違って・・・
飼い主、っていうよりは、私には猫の救い主みたいに見えました。

身近にいたら変人かも。
でも、「ここまで出来なきゃ、動物を飼う資格ってないんだな」
と思ってしまうような、静かな説得力を持つ一冊です。

登場猫たちの写真も随所に差し挟まれます。
完璧に愛らしい写真集のねこ達とは違って、
ふつーうの猫。
暮らしの中の自然なショットなのが、
猫たちと作者の信頼関係をものがたっていて
あったかい気持ちになります♪

町田康って、『へらへらぼっちゃん』を途中で読み止めて以来、手にしてませんでした。
あんまり覚えてないけど、「なんかふざけた人だな」としか思えず。

でも、年月が経って町田さんが変わったのか、私が変わったのか・・・イメージは見事一新されました。

町田さんの人柄や風貌まで一気に好きになったくらい
(そりゃまた大ドンデン返し)この本が気に入ったので、

すかさず、前作『猫にかまけて』を
ネットショッピングしときました♪
(だって雨すごいんだもーん)

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コメント

本屋大賞!!そういうのがあるんですか?初耳です。
今日は雨と風がすごかったから読書は進んだんじゃないんでしょうか?
ゆっくりできましたか?

投稿: ゆうちゃん | 2008年4月 9日 (水) 03時02分

ゆうちゃん
私も近頃知っただけなんですけどねぇcoldsweats01

大賞は伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』でした!
大好きな作家。
けど、どんな作品だったかいまいち思い出せません。苦笑

投稿: まいこ | 2008年4月 9日 (水) 23時34分

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