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クレープ・シュゼット

普段はあまり雑誌を参考に食べ歩きをする方でもないのですが
今回はなんとなく記憶に残っていたので・・・

「PoPo COLOR」 新宿LUMINE EST 2F

こちらはパンケーキ専門のカフェ。
お食事からデザートまで
パンケーキメニューが目白押しです。
パンケーキを使ったグラタン、なんてのもあります。

Image495

これが頼んだ
パンケーキのクレープ・シュゼット☆

まず来た瞬間にオレンジの香りがふわ~~~~っっと鼻腔を刺激。
そしてお口に運べば、あったかソースと冷たいバニラアイスが溶け合う、
なんとも幸せ~な味わいでした☆

あ、ここでちょっと豆知識。
(めずらしく役立つブログにしようという試み)

***クレープ・シュゼット***
フランベの光景がわくわくを誘う、ヨーロッパでは代表的なデザート。
なんでも、19世紀の菓子職人 アンリ=シャルパンティエがモナコのカフェ・ド・パリで働いている頃、イギリスのエドワード7世ご一行のために作ったのが最初で、プリンセス シュゼットの名前をとって名づけたと言われているそうです。

そういえば、アンリ=シャルパンティエのロゴって、炎がモチーフになってますよね!
8へぇ(古い)

で!

このデザートにひかれた理由のひとつが、本とのリンク。
読みかけの本の中に、
このクレープ・シュゼットがほんのワンシーン登場したんです。
世の中は偶然の不思議に満ちている☆

ミーナの行進

『ミーナの行進』 小川洋子著

家庭の事情により、一年間、親戚の家で暮らすことになった朋子。そこで出会った、か細くて美しく、本を愛するミーナと、その家族たちの物語。

『博士の愛した数式』の作者の作品です。
表紙は寺田順三さんのイラスト。
作中にも、ところどころ挿絵が。
懐かしくて、ほのぼのしているのになぜだか切なくなる、
ちょっぴりセピア色な小川洋子さんの文章に、
このイラストがさらに童話的な要素をプラスしてハマります。

「クレープ・シュゼット」は、ダンディな伯父さん(私の中では岡田真澄さんのイメージ)に連れられて行った喫茶室で登場します。

1970年代始めの物語ですから、まだまだ舶来文化(笑)は目新しい時代。
中学に入る春、超がつくお金持ちの親戚の家に預けられ、ドイツ人のおばあちゃんがいたり使用人がいる家での暮らしは、12歳の多感な少女にとってカルチャーショックの連続ですよね。
青い炎を上げて魔法みたいに誕生するデザートは、朋子の目にどれほど魅惑的に映ったでしょうか。
このクレープ・シュゼットが、朋子のこれからの生活すべてを象徴する存在として登場しているように思いました。

そんなわけで、お店のメニューに「シュゼット」の文字を見つけて
思わずオーダーしたというわけ。
朋子の気持ちがわかった・・・?
でも相手が岡田真澄さんじゃぁなかった、、、残念

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