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『死神の精度』

死神の精度

『死神の精度』
伊坂幸太郎著
文藝春秋

この一週間以内に知り合った人がいて、

地名の名前がついていたら

その人は、死神かもしれません。

 

主人公の名前は、千葉。
職業、死神。

情報部から指定された人間の死が適正であるかどうかを
判断するのが彼の仕事。
1週間の間、対象人物を調査するために人間界に派遣される。
その人間が死ぬことが妥当か否かによって、
「可」か「見送り」の結論を報告する。
クールでいて、ちょっと天然?の
死神・千葉が担当する、6人の人間の死の物語。

 

そんな突拍子もつかない世界を設定しても
安い漫画みたいにはならないのが、
伊坂幸太郎のすごいところ。

相変わらずディテールまで凝っているので
描写に真実味があって、本を開いた瞬間から
伊坂ワールドに引き込まれます。

毎度のことながら、他の著書とのリンクがあります。
それも「すべての作品を読んでみたい!」
と思わせる理由のひとつ。

このテンポ感、ユーモア、知性、バランス感覚!
どれをとっても素晴らしい~~。

また同年代なのが勝手な親近感でして。
敬意もひとしおなのです。

とにかく、この人の作品、
読んでみて損はなし!
☆☆☆☆☆

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